AIAI line 共通メディア
共通メディアAIで仕事を創る / 制作実例
AIで大枠は作れる、でも最後は人間が直す。経験資産化マップ制作実例

1つの経験を文章・動画・Web診断へ変えた実例|AIだけでは完成しなかった理由

2026.08.31制作実例読了目安 10分

AI時代に省人化が進むなかで、私がやりたかったのは、単に仕事をAIへ置き換えることではありません。
自分の経験を教育コンテンツにして、何度も人に役立つ資産へ変えることでした。

実録5問・約1分の「経験資産化マップ」は、AIバイブコーディングで大枠を作りました。ただし、そのままでは公開できませんでした。細かい言葉と導線を直したのは人間です。
ミライネコミライネコ
AIなら、質問も結果も一度で全部作ってくれるんじゃないのかにゃ?
あらむあらむ
たたき台は速い。でも「誰にどう伝わるか」「本当に約束できるか」は、画面を見ながら人が直さないと完成しなかった。
この記事の内容
  1. なぜ経験資産化マップを作ったか
  2. 実際に作ったもの
  3. AIが作った部分・人間が直した部分
  4. 公開までに直した6か所
  5. 文章から動画・Webへ展開する
  6. 自分の経験なら何を作れるか

なぜ「経験資産化マップ」を作ったのか

AIで仕事が効率化され、少ない人数で回せる業務が増えていきます。その一方で、個人が新しい仕事を考えるとき、「AIで何を学べばいいか」「自分に売れるものがあるか」で止まりがちです。

そこで考えたのが、仕事・家事・育児・介護・趣味・失敗などの経験を、教育コンテンツとして再編集する方法です。

経験は頭の中にあるだけでは、本人がその場にいないと使えません。しかし、文章、動画、講座、Webページ、簡易Webアプリにすると、別の時間・場所でも人の判断を助けられます。

経験教育コンテンツ繰り返し使える資産

作ったのは、5問・約1分の簡易Webアプリ

完成した「AI経験資産化マップ」は、登録なしで5問に答えると、最初に作りやすい経験資産を提案する診断です。

回答をもとに、文章・動画・音声・講座・Webページ・簡易Webアプリ・自動化の7種類から、最初の候補、理由、30分で作るもの、次の2候補を表示します。

経験資産化マップの1問目。どんな経験を持っていますかと質問しているスマホ画面
実際の1問目。職歴だけでなく、家事・育児・介護・趣味・失敗も経験として扱います。

AIが作った部分と、人間が直した部分

AIを使うと、大まかなフレームワークは速く作れます。質問、点数計算、結果分岐、画面の構造、最初の文章案まで、一つの流れとして形にできました。

AIが得意だった

大枠を一気に形にする

  • 質問と選択肢のたたき台
  • 7種類の結果と点数計算
  • スマホ画面の構造
  • 結果別の色・カード
  • URLパラメータの引き継ぎ
人間が必要だった

相手と事実に合わせて直す

  • 診断名と主見出し
  • 所要時間の約束
  • 答えやすい質問文
  • 実在するプレゼントとの整合
  • 結果画面の納得感
  • 次の行動を1つに絞る判断

つまり、AIは「ゼロから形が見えるところ」までを大きく短縮します。しかし、細かい修正には時間がかかり、人間の手が必要でした。

公開できる形になるまで、人間が直した6か所

01

「何になる?」を「資産になる?」へ

何が出るかを聞くより、読者が得たい変化を見出しにしました。

02

「簡易ツール」を「簡易Webアプリ」へ

今回伝えたいAIバイブコーディングの成果物が、より具体的に分かる名称へ直しました。

03

「約3分」を「約1分」へ

実際に回答すると1分程度でした。見栄えのよい数字ではなく、実測に合わせました。

04

「作れそう」を「始めやすそう」へ

能力を試される質問ではなく、心理的に選びやすい質問に変えました。

05

存在しないプレゼントを削除

「診断結果に合わせたプロンプト」は用意していません。実際に届けている「非エンジニア向けAIバイブコーディング」へ合わせました。

06

結果画面を華やかにする

答えが出るだけでなく、「経験資産の種が見つかった」と感じられる色、理由、30分の行動を追加しました。

経験資産化マップの診断結果上部。Webページという結果と理由を表示
結果名だけでなく、理由と最初の30分を表示。
経験資産化マップの診断結果下部。次の候補とLINEへの一つの行動を表示
候補を広げつつ、次の行動は1つに絞りました。

まず文章を1本作り、動画・Webへ展開する

診断ツールが最初である必要はありません。私は、初めて経験をコンテンツにする人には、まず文章を1本作ることをおすすめします。

文章にすると、経験の順番、判断理由、失敗、相手に渡したい結論が見えます。その文章は、次の形式へ再利用できます。

1. 文章

noteやブログで、経験を一度言葉にする。

2. 動画

文章を台本にし、表情・声・実演を加える。

3. Web

記事、動画、申込み、診断を1ページにつなぐ。

4. Webアプリ

経験の判断基準を、誰でも使える形にする。

最初の文章にはnoteも使える

noteは文章を公開しやすく、公式ヘルプではテキスト記事に有料ラインを設定して販売する手順も案内されています。最初から有料にする必要はありませんが、経験を無料記事で試し、反応があった部分を深掘りする選択肢があります。

参考:noteヘルプセンター「有料記事を書く」(閲覧日 2026年8月31日)

次はAIを使った動画配信へ

文章ができたら、AIで要点を短い台本にし、動画にも挑戦してほしいと思っています。動画は、文字だけでは伝わりにくい表情、声、実演を同時に届けられます。短い時間で多くの情報を伝えやすいからです。

一つの経験を形式ごとに作り直すのではありません。最初の文章を、動画台本、Webページ、診断結果文へ使い回す。これが経験コンテンツに複利を効かせる考え方です。

今回の結論:AIは代行者ではなく、編集の相棒

AIだけで完成させるではなくAIで大枠を作り、人間が価値と事実を決める

AIが速くしたのは、考えを画面で確認できるまでの時間です。人間が担ったのは、誰に何を約束するか、どの言葉なら答えやすいか、どの行動に絞るかという編集です。

この分担が分かると、プログラミング経験がなくても、経験を文章だけで終わらせず、動画やWebアプリまで育てられます。

あなたの経験なら、何の形から始められる?

次の記事では、文章・動画・音声・講座・Webページ・簡易Webアプリ・自動化の7つについて、向いている経験と最初の30分で作るものを整理しています。

完全ガイド制作実例作れるもの7選1分診断
NEXT ARTICLE

経験から作れる、7つの仕事・コンテンツを見る

自分に合う形を理解してから、登録不要の1分診断で最初の一歩を決められます。

よくある質問

AIだけでWeb診断を完成できますか?

大枠、質問案、結果分岐、画面のたたき台は作れます。ただし、対象者に伝わる名称、質問文、所要時間、事実に合う案内文、結果画面の見せ方は人間が確認して直す必要があります。

経験をコンテンツにするなら何から始めるべきですか?

最初は文章がおすすめです。経験を一度言葉にすると、noteの記事、動画台本、Webページ、診断結果文などへ再利用しやすくなります。

プログラミング未経験でも診断ツールを作れますか?

AIバイブコーディングでは、質問、選択肢、結果、見た目を日本語で伝えながら作れます。ただし、全分岐の確認や言葉の修正は人間が行います。

あらむ
この記事を書いた人

あらむ | 株式会社ネオクロス 代表

ファミリーマート本部で10年間、300店以上の店舗運営に関わった後に起業。10業種以上の現場経験をもとに、非エンジニアがAIで仕事の道具を作る方法を発信しています。今回の経験資産化マップの企画・修正判断を担当しました。

※ 本記事は、2026年8月にローカル制作した「AI経験資産化マップ」の設計・修正過程を記録したものです。収益や成果を保証するものではありません。noteの機能・提供条件は変更される場合があるため、利用時は公式情報をご確認ください。
経験から作れる7つの形