民泊のPLを
1枚で理解する
売上の式は1行。難しいのは費用側。
「月5日埋まれば家賃分は回収できる」——現役オーナーのこの言葉を、自分の数字で再現できるようになります。
レベルLv 1-2(無料)
目安15分
テーマ民泊のPL
ゴール自分の(想定)物件のPLメモ1枚
今日のゴール:売上=単価×稼働日数。費用を「全部」見て、損益分岐を式で出せるようになる🐾
💰📊
民泊ビジネスの
3層地図
お金の話に入る前に、30秒だけ全体地図を。民泊は3つの層でできています。
| 層 | 中身 | 現状 |
|---|---|---|
| 集客 | 予約を集める | OTA(エアビー・Booking)がほぼ解決済み |
| 開業 | 物件・許可・準備 | 情報は世の中に豊富(第1部で型を渡します) |
| 運営 | ゲスト対応・清掃・レビュー・お金 | 毎日続く手間。ここが無人地帯=この講座の主戦場 |
集客はOTAに任せる。だから勝負は「運営」——そして運営の質を決める第一歩が、お金の流れを自分で読めることです。
売上の式は1行。
費用は2種類に分ける
民泊の売上は、この1行で全部です。
売上 = 宿泊単価 × 稼働日数1泊18,000円で月に10日埋まれば、月商18万円。シンプルですよね。
難しいのは費用側——正確に言うと、費用を「全部」見ることです。
| 種類 | 例 | 性質 |
|---|---|---|
| 固定費 | 家賃・共益費・Wi-Fi・サブスク・修繕引当 | 1泊も売れなくても出ていく |
| 変動費 | 清掃費・OTA手数料・消耗品 | 売れた分だけ出ていく |
ここで大事なのが修繕引当です。給湯器・エアコン・洗濯機は、いつか必ず壊れます。壊れてから慌てるのではなく、月1万円を「壊れる前から費用として積む」——これが事業者の費用の見方です。
未完了
損益分岐 =
「月何日で黒字か」
売上から変動費を引いた、1泊あたりの実入りを計算します。
1泊の手取り = 単価 ×(1 − OTA手数料率)− 清掃費 ÷ 平均連泊数例: 単価18,000円・OTA手数料15%・清掃費8,000円・平均2連泊なら
18,000 × 0.85 − 4,000 = 11,300円
18,000 × 0.85 − 4,000 = 11,300円
損益分岐日数 = 月の固定費 ÷ 1泊の手取り固定費が13.2万円なら、132,000 ÷ 11,300 ≒ 月12日で黒字。
北海道のオーナーさんが言っていた「月5日埋まれば家賃分は回収」は、この式の固定費を「家賃だけ」にしたバージョンです。85,000 ÷ 11,300 ≒ 約8日…物件と単価によっては5日。自分の数字で計算すれば、誰の感覚にも頼らなくてよくなります。
式は2本だけ。「1泊の手取り」と「損益分岐日数」。これで月何日で黒字かが分かる🐾
÷=12日
業者の収支表から
「消える」3つの数字
物件や民泊運営代行の営業資料には、たいていこの3つが載っていません。
| 消える数字 | なぜ消えるか | 正直な扱い |
|---|---|---|
| 修繕引当 | 利回りが悪く見えるから | 月1万円を固定費に入れる |
| 税金 | 「手残り」が小さく見えるから | 利益の約25%は税金と思って見る |
| 出口費用 | 撤退の話は売る側がしたくないから | 原状回復・処分費まで最初に知っておく |
この3つを入れても黒字になる物件だけが、本当の「アリ」な物件です。
ワーク:
PLメモを1枚
紙でもメモアプリでもOK。自分の(想定)物件について書き出してください。
- 家賃・共益費・その他固定費(Wi-Fi・電気水道ガスの基本料など)
- 想定の宿泊単価(わからなければ次のレッスンで調べ方をやります)
- 清掃費と平均連泊数の想定
未完了
〔現場の声〕現役オーナーへの取材コラム枠 — 準備中
単価がわからなければ「わからない」でOK!次のレッスンで調べ方をやるよ🐾
📝🏠
今日やったこと
この2つができたらクリア!まだのものは「スキップ」でもOK、あとで戻れば大丈夫だよ。
0 / 2 完了
2つチェックすると次へ進めます
未完了
未完了
2つチェックすると「次へ」が押せるよ。PLが読めるオーナー候補、いいね🐾
Lv 1-2 クリア ✓
PLが1枚で読めたね!🎉
売上=単価×稼働日数。費用は固定費と変動費。修繕引当・税金・出口費用まで「全部」見る——もう業者の収支表に騙されない目ができたよ。
次のレッスン
Lv 1-3 損益分岐メーカーで自分の物件を計算する
その数字を「民泊損益分岐メーカー」に入れて、あなたの物件の損益分岐日数と最悪ケースの最大損失額を出します。