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法人向け・AI業務設計 | 実務検証

2026年7月、AI業務の主役はCodexになった。
Claude Code・Antigravityとの実際の役割分担

公開 2026.07.25更新 2026.07.28株式会社ネオクロスの実運用
検証基準日 2026.07.28 Codex 5.6-sol Claude Code+Fable 5 Antigravity 2.0

以前は、Claude Codeに実装指示書を書かせ、その指示書をCodexへ渡していました。
ところがCodex 5.6-sol以降、目的を直接伝えるだけで、構成・制作・デザイン・確認まで進む場面が急増。AI同士を仲介する工程が1つなくなりました。

EXECUTIVE SUMMARY

主役はCodex。ただし、Claude Codeを外したわけではありません。

Codexを企画・制作全体の主担当に変更。Claude Code+Fable 5は、会員認証・決済・API連携などバックエンドの専門担当へ。Antigravity 2.0は、将来の大規模開発候補として検証を続けています。

この記事でわかること
  1. 2026年7月時点の結論と業務分担
  2. Codexが主担当になって、何が変わったか
  3. Codexへ任せた3つの実物
  4. 公式キャラクター制作で見えた違い
  5. Claude Code+Fable 5を残す理由
  6. Antigravity 2.0の現在地
  7. Codexの弱点と運用コスト
  8. 企業はどう役割分担すべきか
  9. よくある質問

結論:製品を1つ選ぶより、仕事の担当を決める

2026年7月時点の株式会社ネオクロスでは、AI業務の主担当はCodex 5.6-solです。ただし「Codexが全部に勝った」という話ではありません。

Codex
Codex 5.6-sol主担当
企画・制作の総合担当

ブログ構成、画像生成、Webサイト、LP、デザイン、ツール制作、他AIが作った成果物のレビュー。

Claude Code
Claude Code+Fable 5専門担当
バックエンドと確認

会員認証、決済・購入権限、API連携、コード確認、チャット、ファイル整理。実装速度が必要な仕事。

Antigravity
Antigravity 2.0検証枠
将来の大規模開発候補

現在はMarkdownファイルの確認が中心。個人開発・中小企業の業務システム範囲で検証中。

経営判断AIを「どれが一番賢いか」で選ぶのではなく、あなたの会社の仕事を分解し、主担当・専門担当・検証枠を決める。これが現在の答えです。

Codexが主担当になって、何が変わったか

以前は、Claude Codeが考えた指示書をCodexへ渡していました。AIを2つ使っていても、その間をつなぐのは人間です。Codex 5.6-sol以降は、私からCodexへ直接依頼できる仕事が増えました。

以前:AI間の引き継ぎが必要

1あらむがClaude Codeへ相談
2Claude Codeが指示書を作成
3あらむがCodexへ引き渡す
4Codexが制作
5あらむが確認

現在:主担当へ直接依頼

1あらむがCodexへ目的を伝える
2Codexが調査・構成・制作
3あらむが経営判断と確認

一番大きいのは、生成速度そのものではありません。指示書を作り、別のAIへ移し、文脈を説明し直す時間が減ったことです。中小企業のAI導入では、モデル性能より、この「引き継ぎコスト」の方が効くことがあります。

Codexへ任せた3つの実物

ここからはスペックではなく、実際に公開している成果物で見ます。いずれも私が目的と判断を担当し、Codexが構成・制作・改善の中心を担ったものです。

AIラインのトップページ
教育サイト・LP

AIライン

情報量の整理、スマホFV、比較表、相談導線まで、顧客の見やすさを基準に改善。

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画像対応の思考マップ
業務ツール

思考マップ

ノード編集、画像、公開表示、D1・R2保存を備えた業務ツールを構築。

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ひだまり音楽教室のWebサイト
業種特化サイト

ひだまり音楽教室

60代女性を想定し、コピー、写真、料金、予約導線、動きまで一体で設計。

実物を見る →

画像生成では、成果物の差が一目で分かった

AIライン公式キャラクター「ミライネコ」を作る過程でも、Claude CodeとCodexを使いました。左はClaude Codeで制作した初期案。右は私がCodexへ指示し、画像生成機能を使って仕上げた採用版です。

Claude Codeで制作したミライネコ初期案

Claude Codeで制作した初期案

フラットでシンプル。アイコンとして使いやすい一方、表情差分や広告・教材への展開では、ブランドキャラクターとしての個性が不足しました。

Codexの画像生成機能で制作したミライネコ採用版

Codexで制作した採用版

表情、立体感、プラグ型の尻尾、スカーフまで一貫した個性を持たせ、Webサイト・広告・教材の案内役へ展開できました。

※同一プロンプト・同一生成条件による性能試験ではありません。AIラインの実制作で生まれた初期案と採用版を比較しています。重要なのは「どちらが絵を描くのが上手いか」ではなく、目的を理解し、修正を重ね、実際に使えるブランド資産まで仕上げられるかです。

Claude Code+Fable 5を残す理由

Codexが主担当になっても、Claude Codeは外していません。むしろ役割が明確になりました。

会員認証ログイン状態、会員データ、権限判定など、壊すと利用者へ影響する処理。
決済・購入権限購入済み商品の閲覧、再入会時の権利復元など、正確性が必要な処理。
API連携外部サービスとデータをやり取りするバックエンド。コード確認と実装速度を重視。

Fable 5は、Anthropicが大規模移行・複雑な実装・長期間の自律作業に向くモデルとして位置づけています。実際の使用でも、純粋なコーディング速度はCodexよりClaude Codeの方が速いと感じる場面があります。

したがって現在の分担は「CodexかClaude Codeか」ではなく、Codexが全体を進め、Claude Codeがバックエンドとコードを支える形です。

Antigravity 2.0は、まだ評価を保留している

Antigravityについて、以前の記事では「IDEそのもの」と説明していました。しかし、それは1.0時代の理解です。

重要な更新Googleが2026年5月に発表したAntigravity 2.0は、デスクトップアプリ、CLI、SDKを含むエージェント管理基盤へ拡張されました。「Claude CodeやCodexと形が根本から違う」という以前の比較軸は、現在では成立しません。

筆者はMarkdownファイルを開いて確認する用途で使っています。大規模開発に有利という評価はありますが、筆者が現在作っているのは個人開発や中小企業向けの業務システムが中心です。そのため、大規模開発での優劣はまだ判断できません。

また、筆者の利用範囲では、日本語での指示理解や成果物の自然さに、Codexより扱いづらさを感じています。これは製品全体の客観評価ではなく、2026年7月時点の個人的な使用感です。

Codexの弱点:速いが、丸投げにはできない

Codex 5.6-solは提案力が高い反面、良かれと思って情報や装飾を足しすぎることがあります。実際に、スマホで横比較すべき表を縦並びにし、意図と違う表示になったこともありました。

人間の確認が必要な3点

① 顧客にとって情報が多すぎないか ② スマホで意図した比較ができるか ③ 変更してよい範囲を越えていないか。Codexが優秀になるほど、最後の経営判断と品質確認は重要になります。

速度面では1.5倍のFastモードを頻繁に使っています。体感できるほど速い一方、対応モデルではクレジット消費率が高く、筆者の作業量では追加クレジットを前提にしないと継続しにくい状態です。

これは全利用者に追加課金が必要という意味ではありません。プラン、利用時間、モデル、入力・出力量によって変わります。法人導入では、月額だけでなく、AIへ任せる仕事量とクレジット上限も設計対象になります。

企業は、どう役割分担すべきか

会社・用途主担当補助・専門担当判断理由
一人法人・小規模事業者Codex必要なときだけClaude Codeサイト、文章、画像、ツールを1つの窓口から進めやすい。
会員サイト・決済を持つ中小企業CodexClaude Code+Fable 5表側の制作と、認証・決済・APIの専門作業を分ける。
大規模コードベース・複数チーム要件により選定Claude Code/Antigravity 2.0を検証権限、並列実行、レビュー、既存開発環境との統合を先に評価する。

AI導入で最初に決めるべきなのは、契約する製品名ではありません。業務を「企画」「制作」「バックエンド」「確認」「公開」に分け、どこまでAIへ渡し、誰が最終確認するかを決めることです。

よくある質問

会社で1つだけ導入するなら?筆者の現在の業務ではCodexです。ただし、認証・決済・API連携が中心ならClaude Code+Fable 5を専門担当として残します。
CodexがあればClaude Codeは不要?不要ではありません。Codexを主担当、Claude Codeをバックエンドとコード確認の専門担当にしています。
AntigravityはIDEではない?1.0はAI開発環境として知られましたが、2.0はデスクトップアプリ・CLI・SDKを含むエージェント管理基盤へ拡張されています。
Fastモードは追加料金が必要?プランの含有枠と使用量次第です。Fastモードはクレジット消費率が高いため、高頻度で使う場合は追加クレジットが必要になることがあります。

公式情報・出典

FREE SIMULATION

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株式会社ネオクロス代表取締役 あらむ
株式会社ネオクロス 代表取締役

あらむ|AI駆動エンジニア

AIラインを運営し、AIエージェントを使った学習サイト、業務ツール、LP、広告運用を実務で検証。本記事の一次情報と経営判断を担当し、公式情報の調査・構成・実装はCodexと共同で行っています。

※本記事は株式会社ネオクロスにおける実運用をもとにした整理です。製品の機能・料金・提供形態は頻繁に更新されます。体感評価は筆者の使用範囲に基づくもので、製品全体の優劣を保証するものではありません。公開前に2026年7月1日時点の公式情報を再確認します。
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