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Cloudflare Web Analyticsの無料とProの境界を実画面で比較
Web Analytics | 実画面で検証

Cloudflare Web Analyticsは無料でどこまで使える?実画面でProとの違いを検証【2026年8月】

公開 2026.08.03最終更新 2026.08.04検証基準日 2026.08.04無料プラン実画面

Cloudflareへサイトを移したあと、純正のアクセス解析だけでどこまで分かるのか。無料プランで運用中のAIラインを使い、実際の画面で確かめました。

結論

「見る」は無料。「記録ルール」はPro。

今何が起きているかを見るだけなら、無料でも十分使えます。アクセス数、ページビュー、Core Web Vitals、ページロード時間、ブラウザ・OS・国などの内訳を確認できました。

一方、特定のトラフィックを除外するなど、収集方法そのものを決めるWeb Analytics RulesはPro以上です。画面上で一時的に絞り込む表示フィルタとは別機能です。

FREE

無料で「見える」

  • アクセス数・ページビュー
  • Core Web Vitals・ロード時間
  • URL・ブラウザ・OS・国別の内訳
  • 画面上の表示フィルタ
PRO OR HIGHER

Pro以上で「記録を決める」

  • Web Analytics Rules
  • 条件に応じた収集ルール
  • Proは5ルールまで
  • プロキシ済みサイトが対象

Cloudflare移行後、純正の計測画面を開いてみた

前回は、WordPressブログをConoHa WINGからCloudflareへ移行した実作業をまとめました。移行の全体像は、先にWordPressブログをCloudflareへ丸ごと移行してみた結論をご覧ください。

今回はその続きです。Cloudflareの左メニューから「Analytics」「Web分析」へ進むと、登録したサイトごとのアクセス数とページビューを一覧で確認できました。

Cloudflare Web Analyticsのサイト一覧とAnalyticsメニュー
2026年8月3日10時23分の一覧画面。AIラインは過去24時間でアクセス25、ページビュー46と表示されていました。
正直に補足:同じ画面のaramublog.comは0/0でした。計測設定の反映前なのか、該当時間帯にアクセスがなかったのかは、この画面だけでは断定できません。

無料で、速度と訪問状況を同じ画面で確認できる

サイトを開くと、Core Web VitalsのLCP・INP・CLS、ページロード時間、アクセス数、ページビューが並びます。さらにURL、ブラウザ、OS、国、要素ごとの内訳も確認できます。

Cloudflare Web Analyticsのダッシュボードに表示されたCore Web Vitalsとアクセス内訳
無料プランの実画面。サイト指定と「ボットを除外する」の表示フィルタを使い、ブラウザ別の内訳を確認しています。

Cloudflare公式では、Web Analyticsをプライバシー重視の分析機能として案内しており、個人を特定する情報を収集しないと説明しています。アクセス状況だけでなく、実際の利用者環境で測るRUMの性能指標を同じ画面で見られる点が特徴です。

約47分後、数値は25から32へ変化した

10時23分の一覧ではアクセス数25でした。約47分後の11時10分に再確認すると、32へ変化していました。

横にスライドして比較 →
10時23分時点でアクセス数25のCloudflare Web Analytics一覧
10:23|アクセス25・ページビュー46
11時10分時点でアクセス数32のCloudflare Web Analytics一覧
11:10|アクセス32・ページビュー45
ここで言えるのは、再確認時に数値が変わっていたことまでです。更新頻度の厳密な間隔や「リアルタイム」の定義までは、この画面だけでは判断できません。

無料でできないのは、Web Analytics Rules

サイト設定の「Web Analyticsルール」を開くと、無料プランではアップグレード案内が表示されました。

Cloudflare Web Analytics RulesにProプラン以上へのアップグレード案内が表示された画面
「フィルタリングされたトラフィックのWeb Analyticsを表示するには、Proプラン以上」と表示された実画面。

ここで示す数字は料金ではなく、作成できるRules数です。Cloudflare公式の上限は、2026年8月4日時点でFree 0件、Pro 5件、Business 20件、Enterprise 100件です。また、ルールを使えるのはCloudflareでプロキシされているサイトに限られます。

これは、ダッシュボードで「このサイトだけ」「ボットを除外」と表示を絞る機能とは違います。表示フィルタは無料で使えますが、収集時の条件をルールとして保存する機能はPro以上という境界です。

RULESとは?

「どのホスト名・パスを計測するか」を保存する設定です。

Web Analytics Rulesは、サイトやページの範囲ごとに計測のオン・オフを決める機能です。その場だけ表示を絞るフィルタと違い、同じ収集条件を継続できます。

本番と検証環境を分ける本番用ホストだけを対象にして、テスト環境のアクセス混入を防ぎやすくします。
必要なページ群に絞る指定したパスだけを対象にし、見たいサイト領域の数字を揃えられます。
毎回、同じ条件で見る担当者が画面を開くたびに絞り直さず、同じ収集条件で比較できます。

月払い料金は、Free $0・Pro $25・Business $250

2026年8月4日時点の月払い表示は、Free 月額0米ドル、Pro 月額25米ドル、Business 月額250米ドル、Enterprise/Contractは要問い合わせです。これはWeb Analytics Rulesだけの追加料金ではなく、WAF、ボット対策、キャッシュ分析などを含む各プラン全体の料金です。

CloudflareのPro月額25ドル、Business月額250ドルが表示された料金画面
実操作時の月払い表示。年払いではProが月額20米ドル相当、Businessが月額200米ドル相当です。

Web Analyticsの除外ルールだけを目的に契約するのではなく、セキュリティや速度改善を含めてProの価値があるかで判断するのが現実的です。

実務では、どこまで無料でよいか

1

まず無料で十分

訪問数、ページ、速度、利用環境を把握したいサイト。現状確認の入口として使えます。

2

除外条件が必要ならPro

収集対象を恒久的に絞りたい場合。Pro全体の機能と費用を見て判断します。

3

広告成果は別計測も検討

UTM別の流入や独自イベント、コンバージョン計測が必要なら、GA4などと役割を分けます。

Cloudflare公式FAQでは、クエリ文字列やUTMパラメータ、独自イベントをWeb Analyticsが追跡しないと説明しています。Web Analyticsは「サイトで今何が起きているか」を軽く見る道具、広告や申込の成果測定は別の計測基盤、と分けると迷いません。

よくある質問

Cloudflare Web Analyticsは無料で使えますか?はい。アクセス数、ページビュー、Core Web Vitals、ページロード時間、URL・ブラウザ・OS・国などの内訳を確認できます。
Web Analytics Rulesとは?ホスト名とパスごとに、Web Analyticsで計測するかどうかを継続設定する機能です。本番と検証環境を分けたり、対象ページ群の収集条件を揃えたりできます。
無料プランでできないことは?Web Analytics Rulesによる恒久的な収集ルールの設定です。Rules数の公式上限はFree 0件、Pro 5件、Business 20件、Enterprise 100件です。この数字は料金ではありません。
月払い料金はいくら?Free 月額0米ドル、Pro 月額25米ドル、Business 月額250米ドル、Enterprise/Contractは要問い合わせです。Rulesだけではなく各プラン全体の料金です。
GA4は不要になりますか?目的次第です。速度や訪問状況の概要にはCloudflareが便利ですが、UTM、独自イベント、コンバージョン分析が必要なら別の計測も検討します。

公式情報

NEXT STEP

数字を見ても、改善する時間がなければ成果にはつながりません。

AI line for Businessでは、分析・報告・定型業務を整理し、社長が判断に集中できる仕組みを支援しています。

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株式会社ネオクロス代表取締役 あらむ
株式会社ネオクロス 代表取締役

あらむ|AI駆動エンジニア

Cloudflare上でAIラインを運営し、Web・AI・API連携を実務で検証。今回の画面操作と無料・Proの境界確認を担当しました。

YouTubeで実装を見る
※料金・機能・上限は変更される可能性があります。本記事は2026年8月4日にCloudflare公式情報を再確認し、2026年8月3日の無料プラン実画面をもとに作成しています。画面内のアクセス数は、その時点の過去24時間の表示です。